【社会保険】副業する上で抑えておくべきポイント!社会保険加入と確定申告が必要な状況まとめ。

2018/03/19

副業関連

本業の傍ら、副業を始めて約15年。

副業先での社会保険の加入や、確定申告など、副業する上での疑問、ポイントをまとめます。


・確定申告は必要?

年間20万円以上の収入があれば必要。


・副業先で社会保険に加入できる?

2016年10月1日より

 ・週の労働時間が20時間以上

 ・賃金月額月8.8万円以上(年106万円以上)

 ・1年以上の継続勤務

 ・従業員501名以上の企業

 ・学生は除外とする


以上の条件を満たせばパート、アルバイトでも加入対象です。
2017年4月からは、従業員数500名以下の企業でも労使で合意すれば、会社単位で社会保険に加入できるようになりました。


・本業で社会保険に加入してるけど、副業先でも二重に加入できる?

→できます。ただし保険証はどちらか一つしか持てないので、どちらか一方を選ぶことになります。


・本業で年末調整してくれるんですが、副業先でも年末調整をお願いする方がよい?

→年末調整は一カ所でしかできません。なので本業で年末調整している場合、副業先では年末調整できません。
副業先で源泉徴収票をもらって、確定申告に行く必要があります。



・副業していることを、本業の会社にバレたくないんだけど?

→確定申告の時に、副業収入の住民税を天引き(特別徴収)ではなく、自分で納付(普通徴収)する手続きが必要です。

僕が住んでいる大阪ではできていますが、都道府県によってはできないこともあるようです。
事前にお住まいの地域の役所に確認した方がいいです。



副業がバレる原因の一つに、収入が増えたことによる住民税の増加があります。

役所は副業により増えた年収を元に、次年度の住民税を決定し、その額が本業に通知されます。

本業の経理の人は、住民税が多すぎるので不審に思い、副業がバレるんです。

また加入対象条件をギリギリでクリアしている場合、手取り収入は減ることになります。

将来もらえる年金が増えると言っても、いつ、どのように改正されるかわからない年金制度。

現状の手取りを減らしたくない場合、加入対象条件を満たさないように副業先との相談が必要な場合も出てきます。

以上、経験を元に書かせていただきました。


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パチンコ・パチスロ、新日本プロレス、阪神タイガースが好きなダブルワーカーです。
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