9月18日、鉄道が復旧
9月18日の始発より、台風以降運休していた関西空港行きの鉄道が再開されました。当初10月初旬を目標にしていた鉄道再開。
2週間以上前倒しでの再開は、復旧に向け尽力していただいた関係者の皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。
鉄道の再開に伴い、りんくうタウン駅から出ていた無料シャトルバスは17日で終了しています。
9月14日には第1ターミナルも一部再開していて、9月21日には全面再開できるようです。
9月18日現在での関西国際空港へのアクセス方法
9月18日時点での関西国際空港へのアクセス方法は- 鉄道(南海線、JR)
- リムジンバス
- 神戸-関空ベイシャトル(高速船)
連絡橋は現在規制されていて、連絡橋の通行可能車両は
- リムジンバス
- 貨物・配送車両
- 工事関係車両
- 身体の不自由な方がご利用になられる車両
- 鉄道・バス等の公共交通機関を利用することが著しく困難な方がご利用になられるタクシー等
- その他空港関係車両(関空エアポート株式会社が発行する識別証を掲示する車両)
連絡橋は現在、一部上り線を対面通行にしており、マイカー、レンタカーは利用できません。
台風直後の状況から復旧まで何カ月かかるのかと思っていましたが、連絡橋を除き、旅客便に関しては20日足らずでほぼ全面復旧。
ものすごいスピード復旧に驚くとともに、関係者の皆様の尽力には本当に頭が下がります。
残るは連絡橋と貨物地区の復旧。目処は?
残るは連絡橋と貨物地区の復旧です。
現在連絡橋は損傷した橋桁の撤去が済んだ段階で、これから復旧工事が行われます。
再開の目処は今のところ立っていません。
国際貨物地区についても、排水作業が終了し、電力、水道がやっと復旧した状態です。
入っている各企業の営業所の清掃や片づけは、それぞれの企業が自力で行っています。
それだけでも時間と労力がかかりますが、さらに、
- 倉庫内に残っていた在庫貨物の損傷の対応
- 浸水により故障した電子機器や電子設備の修理、入れ替え
- 倉庫や設備の衛生面でのアフターケア
など、営業再開に向けた課題は多く、被害状況によりばらつきはありますが、被災前の状態に復旧するにはまだまだ時間がかかります。
自分の勤める営業所も清掃、片づけの真っ最中であり、浸水で故障した電子設備の修理もしくは買い替えは目処が立っておらず、再開は未定だと連絡がありました。
僕も一回だけ行きましたが、事務所はまだ乾いておらず、机やロッカーからは緑色の海水が出てきて、たまに死んだ魚がいたりする。
国際貨物地区全体が海水と泥とゴミと、なんか色々混ざった異様な臭いに包まれておりました。
まあ行ったのは1週間前なので大分回復はしているでしょうが、それでも再開はいつになるかわかりません。
再開できても連絡橋が現在の状態では、大型トラック等の運行も被災前と比べると大幅にパフォーマンスが落ちます。
自分の仕事再開も早くしてもらいたいのもありますが、関空は日本の物流の一大拠点。
現時点でも大打撃を受けているようですし、一刻も早い復旧を願っています。
関係者の皆様、本当にありがとうございます。
体調等無理をなさらず、今後もよろしくお願いいたします。
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