しかし2018年に関西地方を襲った台風の被害により、副業の方がしばらく休業することになりました。
このため新しいバイトを探すことになったのですが、運よくすぐに見つかり働き始めることができました。
その3カ月後、休業していた副業先が復旧し戻ることができたのですが、新しく始めたバイト先で折り合いがつかず、なかなか辞めることができないでいました。
上司の言動や態度に不満は入った時からありましたが、今年に入ってからなぜか自分に対しての風当たりが強くなり、トリプルワークによる疲れもあって退職を決意。
結論から言うと1週間休んだ後、退職を伝えて即退職できたので、
「今日バイト休みたい…」
「バイト辞めたいなぁ」
と思っている人の参考になればと思い記事にしたいと思います。
バイトを休むための理由を考察
バイトを休みたい時ってありますよね。
正当な理由がある場合だけじゃなく、ただ今日は行きたくないって日もあると思います。
どちらにせよバイト先に事前に連絡する必要がありますよね。
正当な理由がある場合はそれを伝えればいいだけですが、そうじゃない場合は理由作りが難しい…。
今まで自分が休んだ時や、同僚が休んだ時の理由をいくつか挙げてみて、最適な休み方を考えてみます。
風邪、インフルエンザ、ノロウイルスなどの体調不良
真っ先に思いつくものは風邪ですね。
「ちょっと風邪気味で…」
ぐらいの感じなら、休む理由としては印象が悪いです。
体調管理は自己責任ですし。
体調不良だろうが出勤しろってバイト先なら辞めればいいと思いますが。
風邪とは違ってインフルエンザやノロウイルスは、出勤されたら困る系の体調不良なので確実に休めます。
ただ、自分は言われたことないですが、診断書を持ってきてって言われる所もあるようです。
診断書に関しては発行してもらうのに3000円ぐらいかかるので、それを理由に持っていけないと強行突破することはできます。
が、その場合最低でも病院の領収書は必要になってきます。
最近の領収書は診察内容も記載されているので、インフルエンザの検査の記載がなければつじつまが合いません。
本当にインフルの時以外は、診断書や領収書が必要な職場かどうか事前にそれとなく把握しておかないと、あとあと面倒になる可能性もある理由です。
※コロナウイルスによって状況は一変しました。
落ち着いてきたとはいえ、ちょっと発熱しただけでも休む理由になります。
冠婚葬祭
冠婚葬祭もよく聞く理由です。
お通夜、お葬式は突発的に起こる可能性があることなので必ず休めますし、悪い印象も持たれません。
ただその他の冠婚葬祭(法事、結婚式など)は最低でも1カ月前とかにはわかっているはずなので、あまりに直前だとめちゃくちゃ嘘くさくなります。
何度も使えるような理由でもないですし、ズル休みの理由に使うのは人としてどうかと思うので、本当の時以外はおすすめしません。
学校や部活の行事
学生さんの場合、学校や部活の行事で行けないこともあると思います。
自分が行ってたバイトでも大学のサッカー部の人が3人いたのですが、
「明日から合宿なので2週間休みます」
とか平気で言ってきて、一気にバイトが3人抜けたので鬼のようにハードだったことがありました。
そっから学生さんは雇わなくなりましたがw
学校行事は仕方ないことですが、事前に分かっているはずなので早めに伝えましょう。
直前に言われると、印象は鬼悪いです。
で、一番いい理由って何?
自分も他人も含めて、今までの経験上で一番使える理由は、
ぎっくり腰
です。
いつ起こってもおかしくない症状ですし、すぐに病院に行かなければならない訳でもない。
その上、2、3日~1週間は休めます。
(本当の場合は、1週間経っても痛いままなら病院に行くべきですよ)
まず立ち上がることができないので、バイト先の人もどうすることもできません。
私的には、最強の理由だと思います。
また全ての理由に言えることですが、休むことを伝えるときは、
- 事前に分かっている予定なら、出勤している時に直接伝える
- 前日や直前に休む時はメールやLINEではなく、電話で伝える
ようにしましょう。
印象が全然違います。
ここまでバイトを休むための理由を書きましたが、本当に事情がある場合を除き、ズル休みしてまで行きたくないバイトなら辞めることも考えましょう。
休む=同僚に迷惑をかけるということは間違いないので。
なかなか辞めるとは言いづらいものですが、どうしても我慢してまで続ける必要がないのなら、精神的にも辞める方がいいと思います。
まず退職に当たっての基礎知識
- 期限の定めがない契約の場合…2週間前に退職の意思を伝えればOK。
- 期限の定めがある契約の場合…契約期間内は基本的には退職不可。
と定められています。
- 期限の定めがない場合
この場合は2週間前に退職の意思を伝えれば、2週間後に労働契約は終了します。
これは民法627条で定められていて、例えばアルバイトで採用された際、社則などで
「退職する際は、1カ月前までに申し出ること」
みたいなルールがあっても、法律的には2週間前でOKなのです。
もちろん退職を申し出て、1か月後に円満退職が一番望ましいですが、例えば人間関係が原因で辞めたい場合、申し出てからさらに1ヵ月頑張るのは結構ツラいですよね。
会社側も「1ヵ月は働いてもらわないと」って言ってくるかもしれません。
その場合でも法律的には2週間で労働契約は終了できるので、知っておいて損はないです。
- 期限の定めがある場合
この場合は定められた期限の間は基本的に辞めることはできません。
ただし、
- 契約時に聞いていた仕事内容と異なる
- 職場でパワハラ、セクハラを受けている
- 親の介護が必要になった
- 体調不良で入院する必要がある
- 親や配偶者の転勤で引っ越さなければならない
など、やむを得ない事情がある場合には、退職が可能です。
また契約期間が一年以上の有期契約の場合、契約初日から一年を経過した日以降なら、やむを得ない事情がなくても退職可能になります。
有期で労働契約を締結する場合は、3年が上限(専門的知識等を必要とする職種又は60歳以上の契約では5年)と労働基準法で定められています。
その上限を超えて契約していて(例えば契約期間が4年)、すでに3年が経過している場合。
この場合は民法627条に従って、退職したい日の2週間前までに退職の意思表示をすれば、いつでも退職できます。
実際に退職の意思表示→即日退職した話
バイトを辞めると決意して、実際にどうしたらいいのか。
辞め方としては
- バックレる
- 誰にも会いたくないので退職願を郵送する
- 直接、または電話で退職の意思を伝える
ぐらいでしょうか。
上2つは社会人としてアカンと思いますし、トラブルに発展する可能性があるので、しない方が無難です。
(退職願の郵送は、会社が了承している場合を除く)
直接または電話で伝えるのは勇気がいることですが、辞めたいのには理由があるはずです。
体調不良だったり、上司と合わないだったり。
きちんと理由を説明すれば、だいたいは分かってくれます。
今は社会的にセクハラやパワハラに厳しい時代ですので、上司や先輩の言動や態度で精神的につらいってだけで、パワハラとして退職の理由になります。
私もこの間即日退職できたので、内容をご紹介します。
実体験として参考になれば。
自分のバイト先は、選んだ曜日をずっと固定するシフト(月水金を選んだらこっちが変更希望出すまでずっと月水金)だったのですが、
- 会社の都合で、毎週固定でシフトに入っている曜日が期間未定で全員休みになった
- 今年に入って急に聞いていた仕事と違ったことをやらされた。
- やったことない仕事なのにちゃんと教えてくれない上に、なぜできないんだと怒られる。
- 色んな仕事をたらいまわしにされ、3か月我慢してたら謎の体調不良になり、しかも全然治らない
という感じで、辞めたいなと思うようになりました。
辞めないでほしいと言われてたし、いきなり辞めると言うのも踏ん切りがつかず、とりあえず週末に電話して、翌週1週間体調不良で休みをもらいました。
ちょっと休めば気も変わるかなーという思いもあったので。
しかし体調も良くならず、辞めたい気持ちも変わらなかったので、週明けに電話で退職の意思を伝えました。
上記の理由と、体調が良くならないことを伝えると、すぐに退職の手続きに移ってもらえました。
伝えたその日に退職願を書きに行き、そのまま退職できました。
伝えたその日に退職願を書きに行き、そのまま退職できました。
結構悩んでたのがアホらしくなるぐらい、あっさり辞めれるもんなんやなぁとw
順序としては、
- 辞めたい理由を説明し、精神面でも体調面でもしんどいということで、とりあえず休ませてもらう。
- 不調が良くならないことを理由に、退職の意思を伝える。
これがスムーズだと思います。
休ませてもらう時に、
「こういう理由で、どうしてもつらくて行けないんだ!」
ということをちゃんと伝えれば、バイト先の人もわかってくれます。
悩んでる方の参考になればと思います。
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